新型コロナウイルス

日本で新たな変異株検出 フィリピンからの入国者

日本の厚生労働省は12日、2月にフィリピンから成田空港に到着した男性から、新型コロナウイルスの新たなタイプの変異株が検出されたと発表した。
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厚生労働省によると、新たなタイプの変異株が検出されたのは、先月25日にフィリピンから成田空港に到着した60代の男性。

日本の国立感染症研究所によると、この変異株は、英国、南アフリカ共和国、ブラジルで報告された変異株と共通の変異が認められ、同程度の脅威があると考えられる。


新型コロナウイルスの新たな変異種

2020年12月末、世界数か国で感染患者から数種の変異種が一度に検出された。12月中旬、英国で新たな変異種SARS-CoV-2が検出された。12月19日、南アフリカ共和国が新たな変異種が検出されたと発表。英国と南アに続いて、デンマーク、ブラジルでまた別の変異種が見つかった。12月25日、今度はアフリカ大陸のナイジェリアでも変異種が見つかった。

なお世界保健機関(WHO)は、英国型の変異種はすでに世界50か国と地域に、また南ア型のは20か国と地域に広がっていると発表している。また、WHOは、国際社会は2021年、英国、南アで検出された新型コロナウイルスの新たな変異種の調査に注視し、これに関する学術研究をシェアしていかねばならないとの考えを示した。

日本で新たな変異株検出 フィリピンからの入国者

コロナウイルスの新しい菌株に関して明らかになったことについては、こちらからご覧ください。

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