同紙によると、この金額は今後4年の軍近代化に費やされる。今後10年間で英政府は国防セクターに2000億ポンド(約30兆3500億円)を投じる予定だという。
英当局は戦車の近代化とフリゲート艦の新規購入を考えており、さらに軍事的脅威が発生した場合に英国が動員できる核弾頭の拡充を計画している。また「神風」ドローンも数台購入する予定だ。
政府関係者によると、すでにテロリストから他国にいたるまで、誰でも最新兵器と戦闘ドローンをもつ時代だという。これら技術は広く普及している。
米誌「ナショナル・インタレスト」は先月、英国の2019-2029年の防衛予算では軍の維持費をすべて賄うには不十分であると指摘していた。