毎日新聞と社会調査研究センターが実施した携帯電話での調査には731人が参加し、「最も評価している女性の政治家」を国内外から1人選出した。
トップは140人が挙げたアンゲラ・メルケル独首相。長年にわたって欧州連合(EU)を主導してきたことや、新型コロナウイルス対策で発揮したリーダーシップが日本でも評価されているようだ。
2位には小池百合子東京都知事(54人)が入ったが、メルケル氏に大差をつけられた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相が3位(29人)。コロナ対策で国際的な評価の高いニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が4位(24人)、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン、さいえいぶん)総統が5位(18人)と続いた。
日本勢は、自民党の野田聖子幹事長代行が6位、立憲民主党の蓮舫代表代行が7位に入った。8位はミャンマー国軍によるクーデターで拘束されたアウンサン・スー・チー氏となっている。