「最も評価する女性政治家」 1位はメルケル独首相=毎日新聞世論調査

毎日新聞と社会調査研究センターが13日に全国世論調査を行い、国内外の「最も評価している女性の政治家」をランキング形式で発表した。トップは731人中140人が挙げたメルケル独首相となった。
この記事をSputnikで読む

毎日新聞と社会調査研究センターが実施した携帯電話での調査には731人が参加し、「最も評価している女性の政治家」を国内外から1人選出した。

トップは140人が挙げたアンゲラ・メルケル独首相。長年にわたって欧州連合(EU)を主導してきたことや、新型コロナウイルス対策で発揮したリーダーシップが日本でも評価されているようだ。

2位には小池百合子東京都知事(54人)が入ったが、メルケル氏に大差をつけられた。「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャー元英首相が3位(29人)。コロナ対策で国際的な評価の高いニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相が4位(24人)、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン、さいえいぶん)総統が5位(18人)と続いた。

日本勢は、自民党の野田聖子幹事長代行が6位、立憲民主党の蓮舫代表代行が7位に入った。8位はミャンマー国軍によるクーデターで拘束されたアウンサン・スー・チー氏となっている。

日本の政治家による性差別 歴史に残る問題発言とは一体どんなものなのか?

次いで9位には、新たに東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長に就任した橋本聖子氏が入った。10位には、土井たか子元衆議院議長、田中真紀子元外務相、ヒラリー・クリントン元米国務長官の3名が同率でランクインしている。

女性蔑視発言で森喜朗前会長が辞任したことから、橋本新会長は東京五輪・パラリンピック組織委員会は理事会の女性の比率を40%以上に高め、ジェンダー平等を推進することで組織委員会の信頼を回復するとの意向を示している

関連ニュース

コメント