「Wombo」は2月末にカナダの開発者がリリース。それ以来、Apple App StoreやGoogle Playで200万回以上ダウンロードされている。英紙ガーディアンが報じた。
「Wombo」には、画像をアニメ化する時に選べる曲が15曲ある。その中にはマイケル・ジャクソンの「スリラー」やギュンターの「魅惑のディンドン・ソング」などがある。
技術系ニュースサイト「ザ・ヴァージ」によると、開発企業のBen-Zion Benkhi社長は「Womboのアイディアを閃いたのは2020年8月のことでした。屋根の上で隣の家の人とタバコを吸っている時でした。AI(人工知能)の分野が今どうなっているか、ミームやディープフェイクはどうなっているか、常に注視していました。そして突然、すごいことができる可能性が見えたのです」と語っている。アプリのリリースは同氏にとって「大きな喜び」だったという。
SNSでは、Womboで作成した動画を投稿するユーザーが増えている。
開発企業によると、データセキュリティについてユーザーが心配する必要はないという。「我々はプライバシーや機密性を大変真剣に捉えています」「データはすべて削除され、誰の手に渡ることもありません」と説明する。
Womboで作成した動画は他にも同アプリ公式インスタグラムで視聴することもできる。