露ワクチン「スプートニクV」、複数のEU加盟国で生産開始の可能性

ロシア直接投資基金(RDIF)は15日、ロシアで開発された新型コロナウイルスワクチン「スプートニクV」について、イタリア、スペイン、フランス、ドイツで生産が開始される可能性があり、これについて各企業とすでに合意に達していると発表した。
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RDIFは「ロシア直接投資基金は、パンデミックとの闘いの当初から欧州を含むすべてのパートナーと積極的に協力し合う構えであり、そのような交渉への扉を開いている。RDIFはすでにイタリア、スペイン、フランス、ドイツの企業と『スプートニクV』の生産を開始するための合意に達している」と発表した。

また現在、EUでの生産量を増やすために、他の一連のメーカーとの交渉も進められているという。

これにより、欧州医薬品庁(EMA)の承認を受けた後、「スプートニクV」のEU単一市場 への積極的な供給開始が可能となる。

ロイター通信は、EUが「スプートニクV」の購入について交渉を開始する可能性について検討していると報じた。

「スプートニクV」が日本で使用されない理由とは?

ロシア大使は、影響力のある医学雑誌「ランセット」が有効性92%と発表するロシア製ワクチン「スプートニクV」(参考記事2–4)の供給を日本政府に提案した。一方、加藤勝信官房長官は、日本は現時点ではロシア製ワクチンを承認するための臨床試験を行う計画はないと言明した。ワクチン接種における問題に直面しているときでさえ、日本がロシア側の提案を受け入れないのはなぜなのか、「スプートニク」が専門家に話を伺った


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