菅首相がワクチン接種 アストラゼネカ製ワクチンは「情報をしっかり集め、整理した上で判断」

日本の菅首相は16日、東京都内の医療機関で新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた。日本のマスコミが報じた。
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菅首相は4月前半にも米国を訪問し、バイデン米大統領と対面で首脳会談を行う予定で、訪米に先立ち、菅首相をはじめとした日本政府代表団は全員がワクチン接種を受けることにしている。

報道によると、菅首相は16日、東京都新宿区の国立国際医療研究センターを訪れ、1回目のワクチン接種を受けた。菅氏は、ワクチン接種の様子を公開し、その後、記者団に「痛そうだったが、そんなに痛くもなく、スムーズに終えることができたと思っている」と述べた。また「ワクチンは発症予防や重症化予防に効果が期待されており、感染症対策の極めて重要なものだ」と指摘し、「国民の皆さんにワクチンを接種していただくような環境をしっかりつくっていきたい」と語ったNHKが報じた。

菅氏は、米ファイザー製のワクチンを接種した。欧州各国が相次いで使用を中断している英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの日本国内での使用については「まずは情報をしっかり集め、整理した上で判断という形になる」と述べた。共同通信が報じた。

欧州では、アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種した後に血栓ができる事例が複数報告され、使用を一時停止する動きが出ている。

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