札幌地裁 同性同士の結婚を認めないのは違憲の初判断

日本の札幌地方裁判所は17日、同性同士の結婚を認めないのは憲法に違反するとして北海道の同性カップルが国に賠償を求めた裁判の判決で、法の下の平等を定めた憲法に違反するとの初判断を示した。一方、国に賠償を求める訴えは退けた。NHKなどの日本のマスコミが報じた。
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報道によると、原告は男性カップル2組と女性カップル1組で、婚姻届を出したが受理されず、同性同士の結婚を認めないのは憲法に違反するとして2019年、日本全国の同性カップルと一斉提訴した。現在、札幌のほか、東京、名古屋、大阪、福岡の計5地裁で同様の訴訟が起こされており、原告は合わせて28人に上る。

NHKによると、17日の判決で、札幌地方裁判所は、同性同士の結婚を認めないのは法の下の平等を定めた憲法に違反するとの初判断を示した。一方、国に賠償を求める訴えは退けた。

一方、ロイター通信によると、中国江蘇省の裁判所は、同性愛はまさに精神疾患で病気だとする教科書の執筆者らの主張を認めた。

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