バンクシーのグラフィティが同刑務所の壁に出現したのは3月1日。後日、バンクシーは作品を描く様子を映した動画を公開している。
報道によれば、グラフィティを塗りつぶした人物を現在、警察は捜査中。レディング市文化評議会の一員のカレン・ローランド氏はこの件について「悲劇」ではあるが「おそらくは起こるべくして起きたこと」と語っている。
「ロボ王」の偽名で活動していたジョン・ロバートソン氏は英国のアンダーグラウンド芸術家として名をはせていた。ロバートソン氏とバンクシーとのライバル関係は2009年、バンクシーがロバートソン氏の絵の上に作品を描いたことから反目へと炎上し、英国のチャンネル4制作のドキュメンタリーTV映画『グラフィティ・ワー(グラフィティ戦争)』の主題となった。ロバートソン氏は2014年に死去している。
レイティング刑務所は1895年、劇作家の オスカー・ワイルドは1895年、卑猥行為を咎められ、この刑務所に1年半服役していたことで有名。
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