国際宇宙ステーションで科学の知らなかった微生物が発見

国際宇宙ステーション(ISS)の中で検出された微生物が科学者らによって特定された。その結果が学術雑誌Frontiers in Microbiologyに発表された。
この記事をSputnikで読む

国際宇宙ステーションだけでなく月面でも利用できる新たな浄水装置
Frontiers in Microbiologyによれば、バクテリアが検出された場所は食卓の表面、研究棟の上部パネル、丸天井、10年前に地球に戻された空気清浄用の古いHEPAフィルタの中。

検証の結果、4つの菌株は土壌や淡水に生息するバクテリアであることが判明した。

生物学者らによれば、これらの微生物は人間に危害を与えず、その逆に動植物相に放した場合は窒素固定に加わったり、植物の病原体をやっつけようとしたりと益をもたらしうる。

HEPAフィルタから発見されたものはMethylorubrum rhodesianumと判明したものの、他の3つの菌株は新種で特定ができなかったため、 IF7SW-B2T、IIF1SW-B5 、IIF4SW-B5と命名された。

関連ニュース

コメント