米国の気象衛星が宇宙空間で爆発

稼働していない米国の気象衛星「NOAA-17」が、宇宙空間で爆発し、16個の破片が発生したことが分かった。米空軍の第18宇宙管制隊が発表している。
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第18宇宙管制隊は、「同部隊は3月10日7時11分(協定世界時)にNOAA-17の破壊を確認した(中略)これに関係する破片16個を追跡したが、これは衝突によるものではない」とツイッターで発表している。

​米海軍によると、この衛星は爆発前、高度は最低で80万メートル、最大で81万7000メートル上の軌道にあった。同軍は、この破片が稼働中の衛星の脅威になるかどうかについては明らかにしていない。

NOAA-17は、2002年6月に打ち上げられ、2013年に退役した。このシリーズの衛星は、バッテリーの爆発により宇宙空間で破壊されたことがある。

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