自動車メーカー「ランボルギーニ」 2020年に記録的な利益

フォルクスワーゲングループを所有する自動車メーカー「ランボルギーニ」の利益が2020年に記録的レベルに増大した。これはクライアントがより高額でハイテクな車を注文したためで、そのことから同社は2021年の半ば過ぎまでの注文を受けている。CNBCが報じた。
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報道によれば、ランボルギーニ社の利益の増大は、特に中国の裕福な同社のクライアントの収入増加が理由として上げられ、 また、株式や仮想通貨市場で利益を上げている投資家らがハイテクカーの新たな購入者となったことも背景にある。

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ランボルギーニ社の自動車工場は新型コロナウイルスのパンデミックから2ヶ月間閉鎖となったが、同社は2020年に7430台を発表することができた。この数字は2019年の記録的水準を9%下回っている。自動車の売上げは2020年で16億ユーロ超(約2072億円)となったが、これは2019年より11%少ない。また、ランボルギーニ社は、この時の利益は、クライアントがより高額の自動車を購入したことから、自社の歴史で最高額に達したと発表している。

ランボルギーニ社のステファン・ヴィンケルマン社長によれば、同社は2021年の9ヶ月分のポートフォリオを形成しているという。

ヴィンケルマン社長のコメントを引用しCNBCは、「購入者の気分は高揚し、再び外出し、人生をエンジョイする瞬間を待ちきれない」と報じた。

また、同社長は、今年4月には、今後、ランボルギーニ社が電気自動車を生産するという発表があるかもしれないと述べている。

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