米国 ロシア国籍者に懲役10年 サイバー犯罪

米国で違法データ販売サイト「Infraud」を立ち上げたとして、ロシア国籍者に懲役10年の実刑判決が言い渡された。3月19日、米司法省が公式HPで発表した。
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ロシア国籍のセルゲイ・メドヴェジェフ(Stells、Segmed、Serjbearなどで知られる)はウクライナ出身のスヴャトスラフ・ボンダレンコと共同で違法に取得したデータ販売を行うネットサイト「Infraud」を立ち上げた。司法省によると、同サイトを介した犯罪の被害総額は推定5億6800万ドル(約618億3800万円)に上るという。

ロシアのサイバー犯罪件数、ほぼ倍増=露内務省
米司法省によると、メドヴェジェフ被告は2010年から2018年まで違法の送金サービスに携わり、数年にわたりサイトを運営。「管理責任者で、メンバーに関する決定権をもち、事業規則を破ったものに罰則を与えていた」という。

メドヴェジェフ被告は罪状のうち、恐喝防止法違反の1点のみ罪を認めているという。

昨年9月、米国はテスラ社に対しサイバー攻撃を行った疑いで、ロシア国籍のエゴール・クリュチコフ容疑者を提訴した

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