バイデン氏の不透明な未来がハリス氏を大統領の座に近づける

ワシントン・ポスト紙は、バイデン氏が熱意をもって副大統領のポストに押し上げたカマラ・ハリス氏について、大統領の影に隠れるつもりはなく、日に日に注目を集めていると指摘。バイデン氏が2期目を断念する可能性が高いことから、ハリス氏が2024年の大統領選挙に向けてポイント稼ぎをしているという専門家らの意見を紹介した。
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現在56歳のカマラ・ハリス氏はカリフォルニア州司法長官、同州選出連邦上院議員を務め、ホワイトハウスでは担当をもたずバイデン氏の「代役」に留まっている。ハリス副大統領は定期的に日々の諜報ブリーフィングに大統領とともに出席し、大統領に代わり外国首脳との電話会談に参加する。

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一方で、ハリス氏は常に影の存在でいる予定はないのだとワシントン・ポストは強調する。現時点で、副大統領の主な課題は、彼女が自身のビジョンをもち、実質的な業務を行う、例えばインフラ問題を管理できるかなどの能力を示すことだ。

民主党はハリス氏にポジション固めをさせ、脚光を浴びさせようとしている。というのもバイデン氏の政治的未来は不透明なままであり、民主党としてはかつてないほど、変わりつつある支持基盤の要求に応えられるような新世代リーダーを必要としているからだ。

ワシントン・ポストによると、ハリス氏が注目を集めるベストな方法はカリフォルニア州知事選挙でギャビン・ニューサム氏の再選を支援することだという。ニューサム氏はハリス氏の最大の仲間の1人で、現在は退陣を迫られている。ハリス氏にとってこの選挙運動に関わることが、2022年の総議会選挙前のよいウォーミングアップになると同紙は指摘する。

政治戦略家らはまた、ハリス氏の行動が活発化していることに注目している。ハリス氏は外国首脳との会談の機会や、国防省における軍事計画協議に参加する機会を一つも逃していない。ワシントン・ポスト紙によると、ハリス氏は国際問題や国防に関わる問題解決に直接関わる政治家のイメージを作りたいのだという。

スプートニク通信では以前、非常に特徴的なジョー・バイデン大統領の言い間違いについて取り上げた。新型コロナワクチンについて公の発言をした際に、大統領の後ろに立っていたハリス副大統領のことを「大統領」と呼んだのだった。バイデン大統領は自身のスピーチを「ハリス大統領と私が」というフレーズで始めている。

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