騙し絵新作:仏アーティストがルネサンス時代のフィレンツェ宮殿の壁を「破壊」

フランスのストリートアーティスト、JRさんがフィレンツェのパラッツォ・ストロッツィの壁に作品を描いた。パラッツォ・ストロッツィはルネサンス時代に建てられた宮殿で、現在はアートギャラリーになっている。JRさんはインスタグラムに作品を投稿している。
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「傷(ラ・フェリータ)」と名付けられた作品は28メートルにも及び、視覚トリックのようになっている。

この作品は宮殿ファサードの巨大な亀裂のように見え、亀裂からサンドロ・ボッティチェリの「プリマヴェーラ」や「ヴィーナスの誕生」といった絵画がのぞく。実際にはこれら作品は隣接のウフィツィ美術館に保管されている。

JRさんの作品はフランスのアーティストとギャラリーとの共同プロジェクトだ。プロジェクトの主な趣旨は「芸術はどのような環境でも発展することができる、コロナウイルスのパンデミックという辛い時期でも」というもの。「The Art Newspaper」が伝えている

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