ラブロフ外相は取材の中で、自国通貨、またはドルに代わる国際的な通貨による決算システムに移行することで、米国による制裁リスクを低下させる必要があると指摘した。
ロシアと中国はそれにより、自主性をより強固にする必要があるとした。
ご覧の通り、米国はロシア連邦と中華人民共和国の技術的発展を制限することを自らの課題としている。周囲の環境により、我々は経済発展、社会発展上の道筋を立てる上において、我々の西側パートナーが起こす「気まぐれ」に左右されない仕組みを作る必要がある。彼らは他国の発展を押さえつけることで自らの独占状態を維持するため、イデオロギー化した戦略を打ち出している。この政策は客観的な傾向に矛盾するものであり、歴史の誤った方向にあると言わざるを得ない。歴史の歩みはいずれにせよ、正しい軌道に乗るであろう。
米国はロシアが2020年大統領選に介入したとして制裁を用意しているほか、中国政府がウイグル人の民族浄化に加担しているとして、2022年冬季オリンピック・パラリンピック大会のボイコットを呼びかけている。
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