iOSのユーザーがAndroidに乗り換える理由は、いくつかの特徴の有無に関してだけではなく、もっと根本的な理由がある。それについてはスプートニクが以前伝えている。
認証システム
Appleの顔認証システム「FaceID」は信頼性が高く、速く、スマートだ。しかし残念な点としては、指紋認証であればロック解除の際にiPhoneを手にとるか、FaceIDならばはスマホをのぞき込む必要がある。
AOD(Always On Display)とLEDによる通知表示
LEDによる通知表示。多くのAndroidメーカーはこういった通知方法を止めている。例えばサムスンはGalaxy S10以降、AOD(Always On Display)で十分だと判断し、LEDによる通知を止めている。
しかし、この通知LED はGalaxy Note 9の場合、部屋の端にいてもその通知の色で重要性を確認できる。例えば、緑色は不在着信、青色はプライベートの新着メール、オレンジは仕事に関する新着メールの通知であることが分かる。
おそらくApple社は、LEDによる通知表示がiPhoneのイメージに合わず、安っぽく見えてしまうと捉えている。そのためAppleはiPhoneにAODを搭載しなかった(Apple Watchにのみ搭載)のではないだろうか。
スプリットスクリーン機能
Appleがピクチャー・イン・ピクチャー(PiP)モードをユーザーに提供したのは、比較的最近のこと。そして今、全てのiPhoneユーザーがこのモードで動画再生できることがいかにクールであるかをSNSで伝えている。
しかしAndroidスマホユーザーは、iPhoneユーザーのこういった投稿に当惑している。このモードはAndroidの最も重要な「特徴」の1つだからだ。
アプリからの音による通知を設定
アプリごとに異なる音で通知できるように設定できない状態で、iOSユーザーはどうやって生活しているのか不思議だ。また、全てのアプリからのメッセージをすぐ返信できる機能がiOSにないことについてもよく分からない。
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