新型コロナウイルス

ドイツ 東京五輪組織委員会の海外観客を受け入れない決定を歓迎

ドイツは、海外からの観客を入れずに大会を開催するという東京五輪の主催者の決定を歓迎する。ドイツオリンピックスポーツ連盟(DOSB)の公式代表であるミヒャエル・シュルプ氏がリアノーボスチ通信に語っている。
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これよりも前、東京オリンピック組織委員会は、国際オリンピック委員会(IOC)および国際パラリンピック委員会(IPC)の責任者との会談を経て、新型コロナウイルスが流行する中、夏季大会を海外からの観客なしに開催することを正式に発表した。

シュルプ氏は、「これは、すべての参加者、そして大会の主催者である東京と日本にとって責任ある一歩であり、歓迎する。これは両者の利益になるものであり、効果的で安全な衛生概念であるとともに、競技の実施に貢献するものだ。これは我々にとって非常に重要なことだ」と述べている。


東京五輪

第32回夏季オリンピックは、2020年夏に東京で開催される予定だったが、国際オリンピック委員会(IOC)は2020年3月24日、新型コロナウイルスの世界的流行により、1年程度の延期とすることを発表した。

なお、「東京2020」の大会名称は維持された。五輪が中止ではなく延期されたのは史上初。 日本の菅首相は1月末、オンライン会合「ダボス・アジェンダ」で演説し、人類がコロナウイルスに勝利した証として、2021年夏に東京オリンピック・パラリンピックを開催する意向を表明した。

一方、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の女性蔑視発言をめぐるスキャンダルが、東京五輪のイメージにマイナスの影響を与えた。森会長の発言を受け、少なくとも東京都のボランティア97人が辞退した。

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