ニジェールで大規模テロ、137人死亡

西アフリカのニジェールでは隣国マリとの国境近くで大規模なテロが発生し、犠牲者の数が137人にまで拡大した。ニジェール政府が22日夜に発表した。犠牲者は先に55人と報じられていた。
この記事をSputnikで読む

ニジェール西部のタウア州でテロが発生した。政府がテレビ放送で行った発表によると、犠牲者は137人にまで拡大したという。このテロを受けて政府は23日から3日間を国喪とすることを発表した。

​タウア州ではイスラム主義の過激派組織「大サハラのイスラム国」を含む武装組織の主要な活動拠点となっている。ニジェールはサハラ砂漠に位置しており、テロ組織や不法移民関連の問題を多数抱えている。

2014年にはフランス軍が対テロ共同作戦「バルカン」を開始した。この作戦はサヘル5ヵ国(G5=ブルキナファソ、マリ、モーリタニア、ニジェール、チャド)が支持している。

関連ニュース

コメント