英国防省「ロシアは欧州安全保障の大きな脅威」

22日、英国軍の大規模近代化が発表され、その中で「ロシアは欧州安全保障において依然として核の大きな脅威、また通常の軍事的脅威であり、ハイブリッドな脅威であり続けている。ロシア軍の近代化、あらゆる国家的活動を統合する能力、またリスクを冒す用意の増進などから、ロシアは巧みで予測不可能なプレイヤーである」との指摘があった。
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文書ではロシア軍の対空防衛システムを使用した高度精密攻撃能力にも言及。「英国とその同盟国から動きの自由を奪う」とし、「英国が自国軍を支援し欧州や東地中海、中東において自国の関心を主張する際にロシアは大きな脅威となっている」という。

同じく「ロシアは重要な潜水能力の開発に投資しており、その中には海底ケーブルを脅かす深海能力や、岸の標的に核弾頭を運ぶことのできる魚雷もある」とも指摘されている。

70頁にわたる文書の中でロシアについては11回、中国については9回言及されている。中国の影響力および軍事力の増加は「現代の世界で最重要な地政学的要因」と位置付けている。

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