三重県 カミングアウトの強制・性的指向の暴露を禁ずる条例が成立

日本の三重県は23日、性的指向や性自認のカミングアウトの強制と、それを本人の同意なく第三者に暴露する「アウティング」を禁止する条例案が成立したことを発表した。日本のメディアが報じた。
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成立したのは「性の多様性を認め合い、誰もが安心して暮らせる三重県づくり条例」。条例案には、性の多様性を理由に差別的扱いをしてはならないことが明記された。

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さらに、性的指向や性自認を表明する「カミングアウト」の強制と、それを本人の同意なしに他人が第三者に暴露する「アウティング」をそれぞれ禁止することが盛り込まれた。罰則は設けないという。

施行は4月1日。三重県によると、アウティング禁止条例の施行は都道府県レベルでは初めてとなる。

また同県では、同性カップルなどを婚姻相当だと証明する「パートナーシップ制度」もことし9月から開始される予定。

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