発表によれば、中国海警局の船舶4隻は、日本の領海のすぐ外側にある接続水域を航行していたが、同諸島の南小島沖合いで相次いで日本領海に侵入。約30分から1時間半ほど航行した後に日本の領域を離れたという。
尖閣周辺では、中国が海警局に武器使用を認める海警法を2月に施行以来、海警局の船舶が接続水域を航行し、領海侵入も繰り返し確認されている。機関砲とみられる武器を搭載しているケースもあり、日本は警戒を強めている。
16日には日米の外務・防衛担当閣僚協議(2プラス2)が行われ、尖閣を含む南西諸島周辺で訓練を実施する方針を確認した。