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北極で貴重な蝶の移動が確認

北極地方の研究者がロシア最北部のノヴァヤゼムリャで蝶の移動を確認した。ロシア北極国立公園の職員とロシア科学アカデミーウラル支部N.P.ラビョロフ科学アカデミー記念ロシア連邦北極圏包括研究センターの研究者が共同で発見した。
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研究者らはシベリアで特徴的な黒とオレンジ色のヒオドシチョウの大群に気づいた。蝶はジェラーニエ岬から撮影された画像で確認された。

北極で過去3000年で先例のない温暖化を記録
研究者の1人は、「まさに驚くべき発見だと言える。なぜならこれは世界の北部で蝶が長距離を移動するのを確認した2つめの事例となったからだ。はじめての事例はロシアで確認されている」と語った。また、研究者らは、同地方にこうした形で発生した蝶の大群の経路を再現。蝶たちは北極海上を580キロから650キロ移動した。

研究者らは、北極で発生したこの現象は地球温暖化北極地方気候変動に関連していると指摘する。

以前、シベリアの都市ケメロヴォでマンモスの骨が発見されたと報じられている

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