余裕のある演技だった羽生選手は「全日本の時よりも、 すごく精神的に安定」と感想を述べた。 羽生が技を決めるたびに一緒にジャンプで喜びを表していたカナダ のオーサー・コーチとは、実は1年ぶりの再会。この間、 コロナ禍による制限でふたりはオンラインでしか練習をすることが できず、羽生は精神的に辛い時期もあったが、 見事に乗り越えたことが証明された。
初出場の鍵山優真選手(17) も100点を超える良い滑り出しを飾った。NHKの報道によれば 、鍵山は「自由にのびのびと滑ることができた」 と楽しみながら演技したと語っている。
また宇野昌磨選手はトリプルアクセルで転倒し、悔しい6位スタートとはなったが、以前あった迷いの表情はもう浮かべていない。 無観客での出演のために逆に緊張しすぎず、「フラットな気持ち」 で滑ることができたと語っている。
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