2020年の春、研究者らは新型コロナウイルスに感染した39人の患者が自己検疫で利用したホテルの部屋の調査を実施した。専門家らは浴室の洗面台にウイルスが4週間存在し続けたことを明らかにした。また、排水設備では3週間、トイレの便座では2週間存在したことが確認された。平均で新型コロナウイルスの痕跡はさまざまな表面で5日間残っていた。
ホテル室内表面の感染症の痕跡調査では、綿棒が使用され、PCR(ポリメラーゼ連鎖反応)検査が実施された。研究者らは、ウイルスの痕跡が、茶碗で100%、流し台で12.82%、トイレの便座7.89%、電話5.56%、サイドテーブル5.56%残っていることを明らかにした。
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