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北京冬季五輪の勝利には4回転が必要、鍛えなおし=シェルバコワ

ストックホルムで開催された世界選手権女子シングルを制したロシアのアンナ・シェルバコワ選手(16)は北京五輪冬季大会での金メダル獲得に向けて4回転ジャンプを調整するほか、ゼロから鍛えなおすと意気込みを語った。
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シェルバコワ選手はフリースケーティング(FS)で152.17点を獲得し、総合233.17点で初出場で優勝を飾った

シェルバコワ選手はロシア選手権3冠、欧州選手権、グランプリシリーズ・ファイナル、ジュニア世界選手権で銀メダル。エテリ・トゥトベリーゼ氏のチームに所属している。

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FSでは4回転ジャンプを2つ取り入れたが、1つは減点され、内容には反省が残るとした。大会後の記者会見でシェルバコワ選手は北京五輪に向けた意気込みを語った。

自分が持っている最大限の組み合わせ、3つの4回転ジャンプを取り入れたかったです。前回よりもいい演技をしたかったのですが、練習中に問題が起きました。それでここに来て、まさに直前に変更することになりました。以前は4回転が3つ飛べないと分かると全部が嫌になって、勝てる見込みなんてないと思っていました。でも、今は自分の完璧主義を捨てることも必要だと思うようになりました。希望通りのコンテンツにはなりませんでしたけど、1つ1つのエレメントを大事にしましたし、それはとても貴重なことだと思います。最大限可能なコンテンツで演技を続けるつもりです。

また、世界選手権での金メダル獲得で手ごたえは感じつつも、北京五輪に向けてはすべてをゼロから鍛えなおすとコメントした。

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世界選手権では表彰台をロシア勢が占めたことにより、女子シングルのロシア代表チームは2022年北京五輪冬季大会で最大の出場枠(3枠)を確保した。

シェルバコワの最大のライバルだった日本の紀平梨花はFSの演技が振るわず、総合で7位に甘んじた。SPの得点は予想より低かったと言っていた坂本花織選手は、逆にFSは盛り返し、137.42点を獲得して、総合207.80点。6位に入って、紀平(205.70)の上位に立った。宮原知子選手はFSは112.31点で総合は19位(172.30点)。


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