「ロスコスモス」、宇宙空間で作業するヒューマノイドロボット製造へ

ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスは、宇宙空間で作業するロシア初のヒューマノイドロボット(人型ロボット)の製造を開始すると発表した。ロボットは国際宇宙ステーション(ISS)の外表面に常時配置され、ISSまたは地上から「アバターモード」でオペレーターによって操作されるという。
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ロボット製造に取り組むのは、ロシアのSPA「Android Technics」社。同社は、2019年にISSに滞在したロボット「フョードル」(Skybot F-850)を製造した。

「テレドロイド」と呼ばれる新しいロボットは、脚のない胴体を有する人型ロボットとなり、ISSのモジュール間をマニピュレータで移動することになるという。

ロボットは、特別なスーツを装着したオペレーターによって操作される(所謂「アバターモード」)。オペレーターは、ISSから直接またはロシアにある飛行管制センターからロボットを操作できる。また新しいロボットは、操作の一部を独立して実行できるようになるという。

ロボットの製造作業は2025年までに完了する予定。

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