スエズ運河座礁、30日に荷降ろし開始か

エジプトのスエズ運河で大型貨物船「エヴァーギブン」が座礁している問題で、エジプトのモハブ・マミシ港湾問題担当大統領補佐官は、30日にもコンテナの荷降ろしを開始する可能性があると述べた。
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マミシ氏は、スカイニュースアラビアからのインタビューに応じた中で、現在、タグボートによる船体の牽引が懸命に行われているが、これがうまくいかなかった場合、船体を軽くするため、30日にコンテナの積み荷を降ろすと述べた。大統領補佐官は、荷降ろしをするには、コンテナを積み替えるための船を準備する必要があると指摘した。

中東の海運事業者GACによれば、現在、スエズ運河中ほどにあるグレートビター湖に44隻以上、運河入口には300隻以上の船が足止めされている。

一方、スエズ運河庁の広報は28日、現場での浚渫作業の規模を拡大すると発表した。

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