ソーラーウィンズ事件 ハッカーが米サイバーセキュリティ部門の電子メールにアクセス

ハッカーが米サイバーセキュリティ企業「ソーラーウィンズ」にハッキングしたことにより、米国土安全保障省の高官の電子メールアカウントのデータを入手したことが分かった。AP通信が、現職・元米政府関係者十数人に取材し報じている。
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同通信社によると、流出したのは同省のチャド・ウォルフ元長官代理と、海外からの脅威を追跡するサイバーセキュリティ部門の職員らのメールアカウント。ウォルフ氏は複数のメールアカウントを持っていたと述べたが、この情報に関するコメントは控えている。

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しかし、同通信社はハッカーが得たデータの価値は公表されていないと指摘している。

また、同省の報道官であるサラ・ペック氏は、このサイバー攻撃でアクセスされた職員は少数であり、現時点ではネットワークの脆弱性が続いている兆候はないと述べている。


ソーラーウィンズへのサイバー攻撃

ハッカーは2020年12月、ソーラーウィンズの顧客にサイバー攻撃を行った。米国はこの攻撃にロシアが関与しているとして非難している。米政権は、米政府機関などへの攻撃の目的は情報を得ることにあったが、ハッカーは「機密情報」にはアクセスしていないと発表した。またロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は、ロシア政府はサイバー攻撃に関与していないと強調している。さらにロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は、米政府機関に対する大規模なハッキングにロシアが関与しているという米国の非難は根拠がないと述べた。

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