ドル高で銅の価格が下落

銅の価格は、世界の通貨に対してドル高が続く中、下落した。取引所のデータで明らかになった。
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日本時間15時20分現在、ニューヨーク商品取引所における銅の先物価格は1ポンドあたり0.05%下落し、4.0347ドル(約445円)となった。

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ロンドン金属取引所(LME)では、30日の取引で銅1トンの3ヶ月先物は1.08%減の8865ドル(約97万7500円)、アルミニウムが1.39%減の2266ドル(約24万9900円)、亜鉛が0.04%減の2829.5ドル(約31万2000円)。

米ドル/円レートは1年ぶりの高値を記録し、ドル指数(米国の主要貿易相手国主要6カ国の通貨に対する、米ドルの為替レートを指数化したもの)は、2020年11月以来の高水準である約93ポイントを維持している。ドルが高くなると、銅などの商品を他の通貨で購入しにくくなる。

最近のドル高は、米国の景気回復への期待や、インフレを期待する米国債利回りの上昇と連動している。

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