韓国のBTS アジア系住民へのヘイトクライムに声明を発表

韓国の男性音楽グループBTSは、欧米でアジア系住民に対する暴力や差別が増加している状況を受け、ツイッターで差別を非難する声明を発表した。英ガーディアン紙が報じている。
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そのツイートは、BTSのツイッター公式アカウントから投稿され、韓国語と英語で綴られている。

​BTSはその投稿で、アジア系住民に対するヘイトクライム(憎悪犯罪)の犠牲者にお悔やみの言葉を述べた上で、アジア人として理由もなく差別された経験を語っている。

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また、今起きていることはアジア人としてのアイデンティティと切り離すことはできないとし、人種差別に反対し、暴力を非難すると述べている。

欧米ではアジア系住民へのヘイトクライムが増えている。米フォーブス誌が非営利団体「STOP AAPI Hate」を引用して報じたところによると、米国では2021年1月から2ヶ月間で503件ものアジア系住民に対する犯罪が行われた。

3月16日には米ジョージア州アトランタ市とその近郊で銃撃事件が発生。その死者8名のうち6名がアジア系住民だった。

英エコノミストは先日、新型コロナウイルスのパンデミックの影響でアジア人に対する偏見が強まったと報じている。

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