患者には幻覚、記憶喪失、筋萎縮、視覚異常などクロイツフェルト・ヤコブ病に似た症状が出ていたため、検査が行われたが、その結果、この病気が原因ではなかった。
ガーディアン紙の報道によれば、患者らは最初は説明しがたい痛みを訴えていたが、そのうちにけいれんをおこしたり、行動に変化が出はじめた。こうした症状は鬱や不安感からくるものと診断されていたが、そうした患者らは18か月から36か月経過すると、認識力が低下し始め、筋委縮が進行して、唾液が分泌され、歯の根が合わなってきた。中には幻覚が現れる患者もではじめ、最も多く訴えられたのが皮膚の上を虫が這っている感触だった。
スプートニクは以前、突然話す能力を失う奇病についての記事を紹介している。
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