新型コロナウイルス

フランス全土で規制措置が4週間延長、学校も閉鎖=仏大統領

新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、パリを含む19県で発出された蔓延防止対策は4月3日から4週間にわたって延長される。エマニュエル・マクロン大統領が明らかにした。
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19県で発出されている規制はフランス全土で4週間にわたって延長される。また、教育機関での感染拡大も激しさを増していることから、幼稚園と学校が3週間にわたって閉鎖される。大学については引き続きオンライン授業が実施される。マクロン大統領が国民向けに行ったテレビ演説の中で明らかにした。

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フランスで教育機関の閉鎖は「最後の手」と位置付けられており、1度目のロックダウン(2020年3月から5月)では学校も閉鎖されていたが、2度目のロックダウン(2020年10月から12月)では回避されていた。

直近の数週間でフランスの感染状況はさらに悪化しており、感染者数の増加に伴い医療体制がひっ迫している。フランスではパンデミック以降、450万人以上が新型コロナウイルスに感染し、9万5000人以上が感染後に死亡した。

フランス保健省の最新データによると、850万人以上が1度目のワクチン接種を済ませ、280万人近くが2度目の接種も完了している。

フランスでは3月20日から3度目となるロックダウンが導入されている。

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