開発したのはジョージア大学。人工知能(AI)に内蔵されたカメラが道路標識、交差点を認識し、盲人が躓きやすい段差などの障害物を捉える。AIは動くもの、不動のもの、樹木から垂れ下がる枝に至るまで、歩行範囲に入ってくる様々な物体を認識することができる。カメラの捉えた情報はBluetoothイヤホンを通して歩行者に伝達される。イヤホンは1回の充電で8時間の連続使用が可能。
開発者によれば、スマート・リュックサックの制作で最重要とされた点は重さとサイズを最小限に抑えることだった。Intel技術のおかげでプロセッサの全てをUSBのサイズのハードウエアに収めることに成功した。
開発者らはまず盲人に実際に使用してもらい、そのレビューを確認した後、発売に移行しようと考えている。
スプートニクは、成果が出なかった世界保健機関(WHO)の20年計画の視界障害の根絶キャンペーンについて報じている。
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