「患者の胸を開けている」 手術チームは火災の心臓病センターからの避難を拒否 ロシア

ロシア極東の都市ブラゴベシチェンスクでは、現地の心臓病センターで火災が発生。しかし、外科医8人からなる手術チームは、同センターから避難することを一度拒んだことが分かった。オレグ・イマメエフ市長によると、この医師らは当時、患者1名の手術を行っていたという。
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速報によると、火災の原因は電気配線の誤作動。救急隊員35人と消防車11台が消火活動にあたった。この火事により同センターの職員全員と患者67人が避難した。

イマメエフ市長は、「中では患者1人の開胸手術が行われており、手術には医師8人が参加している。他のスタッフと患者は全員避難した」と消防活動が行われている中、記者団に明らかにした。

その後、ロシア民間防衛問題・非常事態・自然災害復旧省の関係者から、この消火活動が成功したことが分かった。

関係者によると、「患者1名と手術チームは、手術終了後に避難した」という。患者の容態は安定しているとみられている。

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