ミャンマー、子どもの死者43人に クーデター発生以降

ミャンマーでは2月の軍事クーデター発生以降、少なくとも43人の子どもが治安部隊によって殺害された。殺害された子ども43人のうち、15人は16歳未満だった。最年少の犠牲者はわずか6歳。負傷した子どもの人数は不明だが、「かなりの数にのぼる」とみられている。子ども支援専門の国際NGO「セーブ・ザ・チルドレン」が発表した。
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治安部隊は、彼らから逃げようとした13歳の少年や、自宅または自宅の近くにいた14歳の少年を射殺するなどしたという。

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最年少の犠牲者は6歳の少女で、少女の家族はBBCに、少女はミャンマー第2の都市マンダレーの自宅で警察の家宅捜索中に父親に向かって走ったところを撃たれて死亡したと語った。また負傷者の中には、ゴム弾で目を撃たれた1歳の子どもも含まれているという。

ミャンマーの人権団体「政治犯支援協会」によると、ミャンマーでは4月1日の時点で軍事クーデター発生後に治安部隊に殺害された市民が543人に達した。

軍事政権は、ノーベル平和賞受賞者でミャンマーの事実上の指導者であるアウンサンスーチー国家顧問を含む国の指導者らを逮捕、その後、ミャンマーでは抗議デモが始まった。

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