日本の脚本家、橋田壽賀子さんが死去 人気テレビドラマ手がける

『おしん』や『渡る世間は鬼ばかり』など、数々の人気テレビドラマを手がけた日本の脚本家の橋田壽賀子さんが4日、急性リンパ腫のため静岡県の自宅で亡くなった。95歳だった。日本のメディアが報じた。
この記事をSputnikで読む

橋田さんは1925年、日本統治時代の京城(現在の韓国・ソウル)生まれ。1949年に映画会社の「松竹」に入社し、脚本部に所属した。1959年からはフリーの脚本家として、NHKの連続テレビ小説『おしん』やTBSテレビのドラマ『渡る世間は鬼ばかり』など数多くのヒットドラマを手がけてきた。

また、2015年には脚本家としては初となる文化功労者に選出され、2020年秋には文化勲章を受章した

橋田さんはことし2月下旬から、急性リンパ腫の治療のため東京都内の病院に入院していた。先月には自宅のある静岡県熱海市内の病院に移り、今月4日に自宅へ戻ったが、4日に自宅で息を引き取った。故人の遺志により、通夜や告別式などは行わないという。

コメント