菅首相のこの発言は公明党の矢倉克夫議員の要請を受けて行われたもの。矢倉議員は今月16日に控えた日米首脳会談で、温室効果ガスの排出量が世界1位の中国に日米が協力して一層の取り組みを促すことを求めた。
菅首相はこれに対し、日米首脳会談では大きな課題として気候変動を議論したいと述べ、バイデン政権と緊密に協力し、温室効果ガス排出大国の中国に責任を果たすよう働きかけを行っていきたい」と答え、世界各国との連携を深めながら、世界の脱炭素化を前進させる構えを表した。
3月19日、中国と米国は気候変動対策の協力に関する合同作業部会の創設に合意した。
関連ニュース