新型コロナウイルス

欧州医薬品庁 アストラゼネカ製ワクチンと血栓の関連性を認める

欧州医薬品庁(EMA)は英アストラゼネカ製コロナウイルスワクチン接種後の血栓の事例が報告されている件で、同ワクチンと血栓の関連性があることを認めた。AFP通信がツイッターアカウントで伝えている。
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​EMAワクチン部門を率いるマルコ・カヴァレリ氏によると、コロナワクチンと血栓症との因果関係の具体的な原因については現時点では不明だという。同氏はこれより前、イタリア紙「Messaggero」のインタビューで、アストラゼネカ製ワクチンと血栓症の関連性の有無は近いうちに明らかにされると強調していた。

血栓発生リスクの報告を受け、多くの国でアストラゼネカ製ワクチンの一般向け接種を一時停止。EMAおよび世界保健機関(WHO)が推奨したことにより、一部諸国では接種を再開していた。その際、ワクチン容器のラベルには血栓の可能性を示す警告文の表示が義務付けられた。

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