このアルパカの赤ちゃんの名前は「マリー・ホープ」。マリーの後ろ両足は、母親の出産時に大きく損傷。結果、母親も一緒に生まれてきた姉妹も助からなかったという。
しかしマリーは2本の足が傷ついても活発に歩き回り、生命力にあふれていた。そこでフライゼンの牧場で働いていたローニャ・ポールさんはマリーを獣医師のもとへ連れて行き、損傷の大きかった左後ろ足を切断。その後、動物用の車椅子を製造する会社と連絡を取り、マリー専用のものを作ってもらったという。
マリーは現在、特注の車椅子に乗って牧場を歩き回るほど活発に成長。犬や羊など、他の動物たちとも仲良くやっているという。