モザンビークで「ダーイシュ」が12人の白人を断首

モザンビークで国際テロ組織「ダーイシュ」(ISIS、イスラム国)の武装戦闘員らが12人の外国人を断首の刑に処した。犠牲となった外国人らの国籍は現段階では明らかになっていない。タイムズ紙が地元警察の発表を引用して報じた。
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警察署長がタイムズ紙からの取材に語ったところによれば、犠牲者らの遺体はパルマ市のホテルの脇に放置されていたところを発見されている。パルマ市は3月末にダーイシュの襲撃を受けていた。

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警察署長は「合わせて12人、全員外国人だが、国籍は私にはわからない。全員白人だ」と語っている。

ダーイシュは先週パルマ市の占拠を宣言していた。町をめぐる戦いは3月24日から続けられてきた。4月2日にリアノーボスチ通信がモザンビーク警察庁に問い合わせた段階では、武装戦闘員は市内にはいないとする回答を得ていたが、地元の女性の権利擁護協会のジュリア・ヴァチェヴェ氏への取材では8000人を超える市民が街から逃亡したという情報を得ている。

3月に人権保護団体は、政府軍とイスラム主義の過激派組織「アル・シャバーブ」との戦闘、また南アフリカ共和国の民間軍事会社「ディック・アドヴァイザリー・グループ」の指導部が雇った傭兵によるカーボ・デルガド州への攻撃により、数百人の民間人が死亡したと発表していた。

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