ゴルフのマスターズ・トーナメント最終日が11日(現地時間)、米ジョージア州で行われ、松山英樹選手が4バーディー、5ボギーの73で通算10アンダー、278で日本勢として初優勝を飾った。
優勝後、インタビューに答えた松山選手は「これまで、(日本男子が)メジャーで勝てなかったが、僕が勝ったことでこれから先、日本人が変わっていくと思う。僕はもっともっと勝てるように頑張りたい」と話した。
日本の菅義偉首相は12日午前、首相官邸で記者団に対し、「本当に素晴らしかった。新型コロナの影響が長引く中で、日本中の皆さんに勇気と感動を与えてくれたのではないでしょうか」と祝福した。
また、松山選手が東北の大学出身であることに触れ、「東日本大震災からの復興にも大きな力を与えてくれた」と強調した。
さらに、男子ゴルフのスターであるタイガー・ウッズ選手(米国)も、自身のツイッターで「日本に誇りをもたらした英樹」と祝福した。
ウッズ選手自身は2月の自動車事故の影響で今大会を欠場している。
全英オープン、全米オープン、全米プロ選手権を含めた男子ゴルフの四大メジャー大会で日本人が優勝するのは初めてのこと。アジア人としてもマスターズ制覇は初めてとなる。
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