鹿児島県トカラ列島近海で地震頻発 今後も注意が必要

気象庁によれば、9日の夜以降、鹿児島県南西部のトカラ列島近海で地震が頻発している。10日朝には十島村悪石島で震度4の揺れが観測された。NHKが報じた。
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10日の朝7時過ぎには震度4の地震が十島村の悪石島で観測され、午後4時半頃にも同島で大きな揺れが観測され、震度3の揺れが十島村の小宝島でも観測されている。また、夜になっても3回、悪石島付近で揺れが観測された。

鹿児島でM5.2の地震
気象庁によると、鹿児島県では9日夜以降、トカラ列島近海を震源とする地震が相次いでおり、悪石島では12日午後2時までに震度4の揺れを4回観測している。また、悪石島と小宝島で震度3の揺れを合わせて15回観測するなど、体に感じる震度1以上の地震は212回に上っている。

トカラ列島近海では過去にも地震が頻発したことがあり、住民らに注意が呼びかけられている。

そのうえで今後の見通しについて、「2000年にマグニチュード5.9の地震が起きた際にもしばらく活動が続いたので、引き続き十分注意する必要がある」と話しています。


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