ロシアとフィンランドの電話首脳会談、東ウクライナ情勢を協議

ロシアのウラジーミル・プーチン大統領はフィンランドのサウリ・ニーニスト大統領と電話首脳会談を行い、ロシアとウクライナの国境で情勢が緊迫している事態について協議を行ったほか、露米関係の進展についても確認を行った。
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両首脳はクリミア半島、およびロシアとウクライナの国境で事態が緊迫している事態について協議を行った。ニーニスト大統領は部隊の移動により事態がエスカレートしているとしてロシア側に深刻な懸念を示したほか、緊張緩和のために対話を行う必要性を指摘した。

英米が扇動行為でロシアを批判、ウクライナへの支持を表明

電話首脳会談後にロシア大統領府が発表した声明によると、プーチン大統領はウクライナ側が扇動行為を行うことで東ウクライナ地域での事態をあえて悪化させていると指摘し、ウクライナ側に停戦合意の徹底した順守を求めたという。また、ジョー・バイデン米大統領と行った電話会談では「様々なレベルで連絡を継続することで合意」したことをニーニスト大統領に伝えた。

また、両首脳は北極における建設的な協力体制を継続することで合意したほか、様々な分野における互恵関係を強化していくことも確認した。

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