インディアン・エクスプレス紙によれば、逮捕されたバルヴァン・ナト(26)とヴィクラム・ナト(23)のふたりは2匹の猿に人間を襲うように仕込み、猿が叫んだり、跳ね回る間にパニックに陥った被害者たちから財布や電話を盗んでいた。
この犯罪は猿に襲われた弁護士が警察に通報したことから暴かれた。
事件当時、弁護士は三輪タクシーで移動していた。犯罪者らはタクシーを停止させると、猿を前列と後部座席にそれぞれ1匹ずつ座らせ、弁護士が猿の襲撃に慌てている隙に6000ルピーの金を盗んだ。
警察の尋問にふたりは犯行を自白。ふたりとも結婚式などに出演する楽師だったが、3か月前にジャングルで猿をつかまえ、これを窃盗に使うようになったと話している。警察は猿を野生動物保護センターに引き渡した。
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