新型コロナウイルス

血栓の生じたケースはゼロ ロシアのワクチン「スプートニクⅤ」

ロシア開発のコロナウイルスのワクチン「スプートニクⅤ」について連邦保健分野監督庁のアーラ・サモイロワ長官、接種後に血栓が生じたケースは1つもないことを明らかにした。
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サモイロワ長官は、血栓の副反応がないことはアルゼンチン保健省も治験結果を公表したなかで確証していると述べている。

サモイロワ長官は「スプートニクⅤワクチンはクロマトグラフィーと精密ろ過膜の高技術を使ったマルチステージ・クリーニングによって、血栓を引き起こすリスク要因である残留DNAがワクチンに多く入り込むのを防いでいる」と強調している。

2月2日、科学誌『The Lancet』が、高い効果と安全性が認証されたロシア製の新型コロナウイルス用ワクチン「スプートニクV」の臨床実験の第3フェーズの結果を公表した。製薬の効果は91.6%とされ、60歳以上の治験者では91.8%だった。また、同ワクチン接種後の新型コロナウイルスに対する抗体は98%の治験者で確認されている。

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