世紀最大の詐欺師、禁固刑150年のバーナード・マドフが獄死

米国史上最大の金融詐欺師として禁固150年に処せられていたバーナード・マドフ服役囚(82)が4月14日、刑務所で死亡した。AP通信が消息筋からの情報として報じた。
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世紀の詐欺師マドフ 刑務所でホットチョコレートの販売を独占
AP通信の消息筋によれば、マドフはノースカロライナ州バトナ―市の刑務所で自然死を迎えた。

「世紀の詐欺師、バーナード・マドフは2009年6月、150年の禁固刑判決を受けた。当時、マドフは71歳。裁判でマドフは20年間にわたり、投資詐欺をはたらいた事実を認めた。米国最大の富裕者、有名人、世界最大級の銀行もマドフの被害にあった。」

判決文にはマドフは1710億ドルの返済義務があったが、連邦政府が没収できた資産は40億ドル強のみだった。およそ650億ドルを巻き上げたマドフは史上最大の詐欺師とされている。

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