新型コロナウイルス

新たな「インド型二重変異株」、英国で検出される

インドで初めて確認された 1つのウイルス株に2つの変異がみられる「二重変異株」が、英国で検出された。専門家らによると、「二重変異株」はブラジル型や南アフリカ型よりも感染力が強く、ワクチンの効果も弱い可能性があるという。
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英国公衆衛生局は通信社スプートニクに、新たな二重変異株を「検討中の変異株」としたことを伝え、「インドで最初に検出された変異株は、複数の変異を有している...  公衆衛生局は(同変異株を)英国で77件検出し、接触者特定の強化などを含むすべての公衆衛生対策が講じられる」とした。

イースト・アングリア大学医学部のポール・ハンター教授によると、新しいウイルス株には一度に2つのタンパク質上の変異があり、大きな問題を引き起こす恐れがある。

ハンター氏は「ブラジル型や南アフリカ型よりもワクチンが効かない可能性さえある」と語った。

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