イランのテレビ局 サッカー中継を100回超中断 女性審判の生膝を放送できず

イラン国営テレビは、英国のサッカークラブ「トッテナム・ホットスパーFC」と「マンチェスター・ユナイテッドFC」の試合の中継を100回以上中断した。これは、女性であるシアン・マッシー・エリス審判の生膝を放送できなかったためだ。「アラブ・ニュース」と「デイリー・メール」が報じた。
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マッシー・エリス審判が画面に登場するたびに、イランの中継監督は画像をスタジアムの外観に切り替えた。こうした画面の切り替えはたった1試合の中で100回以上も行なわれた。同審判はロングソックスとショートパンツを身につけ、膝が見えていただけだったが、これが問題だった。

結果的に、テレビ中継の大部分はスタジアムの外観が映し出され、ピッチ上のプレーを見ることはできなかった。あるツイッターユーザーは、西側のテレビとイランのテレビを同時にチャックすることを提案した。

​イランでは40年以上女性がサッカーを観戦に行くことが禁止されていた。このルールは国際サッカー連盟(FIFA)の要請から2019年に解除されている。

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