韓国外務省の発表によると、17日に韓国・ソウル入りしたケリー氏は同日夜にチョン外相と約2時間の会談を行った。チョン外相の協調要請に対するケリー氏の対応については、韓国外務省は言及していない。
一方のケリー氏は18日、記者団に対し、日本政府による処理水の海洋放出決定について「あらゆる選択肢が考慮された結果だと承知している」と語った。韓国側の懸念を共有するかとの質問には、国際原子力機関(IAEA)と日本が「緊密に協力しており、今後も同様であると確信している」と強調、「米国は介入すべきでない」と述べた。
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