ミャンマー 日本人ジャーナリストが拘束される

18日夜、ミャンマーのヤンゴンで日本人ジャーナリストの北角裕樹さんが治安当局に拘束された。時事通信がミャンマーのメディアの報道をもとに報じた。
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メディアが目撃者の話として、北角さんがヤンゴンの自宅アパートから治安部隊に連行されたと報じている。現地の日本大使館が確認を急いでいる。

北角さんは2月26日に国軍のクーデターに対する抗議デモの取材中に拘束されて当日解放されたという。

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これより前、ミャンマー国軍は、外国人を含む受刑者2万3千人超に恩赦を与え、釈放するよう命じた。

日本の菅首相は12日、ミャンマー軍に対して民間人に対する暴力の即時停止を求めていると述べていた。

ミャンマーでのクーデター

ミャンマーでは2月1日、クーデターが発生。このクーデターで国軍はウィン・ミン大統領、アウン・サン・スー・チー国家顧問や与党・国民民主連盟の指導者を逮捕した。

このクーデターにより、ミン・アウン・フライン将軍が事実上の国家指導者となった。同将軍は1年間の非常事態を宣言し、ミン・スエ副大統領が大統領代行に就任した。

政権を掌握した国軍は、非常事態宣言が解除された後に総選挙を行うとの意向を表明した。国軍は前回の総選挙の結果を再び確認し、新たな総選挙の投票によって合法的に選出された政党に政権を譲渡する。

国連のアントニオ・グテーレス事務総長は、ミャンマー国軍によるクーデターについて、同国で達成された民主化の進展を損なっているとの懸念を示している。

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